レバレッジ

円高、円安とFX取引

よく円高、円安と言われますが、これは、円ともうひとつの外国通貨を比べた時に言えることです。
日本では米ドルと円のペアまたはユーロと円のペアの為替レートが毎日報道されていますが、これは、円を基準として米ドルまたはユーロの価値を為替レートとして表しています。
日本国内での為替レートの表し方は、米ドル円の場合には1米ドルが何円かというように、ユーロ円では1ユーロ何円というように為替レートが表わされています。

一方で、海外での為替レートの表し方は米ドルが基準となっている事が普通です。
円米ドル(JPY/USD)では1円が何米ドルかと表されます。
また、クロス通貨として円ユーロ(JPY/EUR)またはユーロ円(EUR/JPY)などの為替レートもにあります。

前者は1円が何ユーロ、後者は1ユーロが何円かというように表されます。
円安というものは、例えば、米ドルに対して円安であるというように使いますが、米ドル円の表し方では、為替レートの値が大きくなると(米ドル高)円安ということになります。
円高は逆ですから為替レートが下がってくると(米ドル安)円高ということになります。

また、円全面安などという言い方がされることもありますが、これは主要な通貨全てに対して円が安くなることを言っています。
FXの取引では、日本円以外の通貨ペアの取引もできますが、日本では日本円と他の外国通貨の取引が人気のようです。
そのなかでも米ドル円とユーロ円は取引量も多いですから取引が円滑に出来ますし、なんといいましても馴染みのあるりますので取引がしやすいと言えます。

今は、政府と日銀が円安となるような政策をとっていますから、これからも円安基調が続きそうです。
このような時には、外国の通貨を買って円を売ることで利益が得られます
例えば、米ドル買円売またはユーロ買円売がオーソドックスでしょう。
ただし、ユーロ米ドルでみますと、ユーロが十分高くなっていますので、どこまでユーロ高が進むのかが気になります。

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