FXを副業としている人
FXの取引で一定の利益をあげている人は、全体の数パーセントから十パーセントといわれていますが、いることは確かです。
このような人の中には別に職業を持っていて、いわゆる副業としている人もいるそうです。
このような相場を張ることを副業とするのであれば株式や商品先物もありますが、FXが有利な点がいくつかあります。
最初に、FXには規制が少ないことがあげられます。
この自由度の高さが、FXが世間流行った理由なのかも知れません。
株式ではインサイダーなどの規制や信用取引での制限が色々ありますがFXではほとんどありません。
また、取引時間を見ても株式や取引所の先物取引では取引時間が短く、祝日も日本では多いですから取引できる機会が少ないのが実情です。
ところがFXでは月曜日の朝から土曜日の朝までほぼ連続して取引ができますし、日本の祝日なども関係なく取引ができます。
このような取引時間が長いという事は別に職業を持っている人にとっては大きなメリットとなります。
次にあげられることは、株式の信用取引での(信用売での)金利もらいに相当するものが、FXにもあることです。
これはスワップポイントと呼ばれている外国通貨の金利差の調整によって生まれる金銭のやり取りですが、高金利通貨を買って低金利通貨を売ることで、毎日一定の金銭を受け取ることができます。
今の株式では、金利が低すぎて信用で売ったとしても金利もらいはできませんが、FXでは、オセアニアの通貨の金利が高いですから、これらの通貨を買って円を売るだけでスワップポイントが毎日貯まっていきます。
これなどは、ただポジションを持っているだけで良いのですから、今のように政府が円安政策をとっているような時には副業として有効な投資と言えるのではないでしょうか。
あとは、FXの取引コストがかなり安くなってきていることです。
一千万円くらいの取引をしても、その取引コストは千円程度となっていますので、デイトレードなどの短い時間間隔での取引も可能になります。
仕事を別に持っている人でも空いた時間で何回か取引を繰り返して利益を追求することができます。
このようにFXは他の相場に比べて自由度が高いことが、副業として行う時に優位な点です。
他にも、FXのアービトラージなど、FX取引には様々な方法があるので、自分がやりやすいと思うものを見つけるのがいいでしょう。