レバレッジ

FXの取引口座を開ける年齢

FXの口座開設に申し込むことのできる年齢は、成人である20才以上ということです。
上限の年齢を明記している業者もありますが、全く経験のない高齢者がFXに申し込むことは想定されていないか審査のときに落とすようです。
実際に口座が開けるのかという事は業者による審査に通らなければなりませんが、FXの取引をしたいと考えて申し込むわけですから審査で落とされるという事は普通考えられません。

要は証拠金というお金を用意できれば誰でもFX取引はできるのです。
年齢のことはここで終わりですが、次には、証拠金取引について知らない若い人向けに少し説明してみます。
普通、お店で買い物をする時には、お金と引換に品物を受け取るのか普通ですが、このような取引は現物取引と呼ばれます。

株式を例に取るとわかりやすいですから、それで説明してみます。
例えば、ある株式を1000株買うとしますと、その時の(1株の)株価に1000倍したお金を渡すことで株券を受け取るという事になります。
これはお店での買い物と一緒で現物取引となります。
(実際には株券の受け渡しをしないで証券口座上に記帳される事が多いです)

ところが証拠金取引では、現物とお金の交換をしません。
それは、実際現物を売買するわけではなく売買の約束をするだけだからです。
その約束の担保として証拠金を預け入れるという事になります。

約束には期限と売買価格と数量などが決められます。
期限がきました約束を履行しなければなりませんが、証拠金取引では期限がくる前に最初の約束とは反対の売買(約束)をすることで取引を解消してしまうことが普通です。
FXの場合には、外国通貨の交換の約束をすることになります。

この約束の期限は(店頭取引であれば)事実上ありませんので証拠金の範囲内に損失が収まっていればいつまででも取引は続けられます。
ところで、この売買の約束は為替レートの動きによって利益になったり損になったりしますが、その分は証拠金に足されたり引かれたりします。
損が嵩んで証拠金が少なくなって一定の額を割り込みますと取引を続けることができなくなります。

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