レバレッジ

FX取引の仕組み

FXは日本語の外国為替証拠金取引を略したもので、一定の証拠金を業者に預け入れて、その証拠金を担保として将来のある時点である二つの外国通貨ペアの交換(売買)をするという契約をすることです。
このような取引では、預け入れた証拠金の何倍もの取引金額の取引が可能で、FXの場合には最高20倍から25倍の取引ができます。
なおかつ、二つある外国通貨のペアの二通りの交換方法のどちらでもできます。

例えば、米ドル円のペアでは、米ドル売り円買いでも米ドル買円売りのどちらもできるということです。
実はFXには二通りの取引があります。
ひとつは、店頭取引と呼ばれているもので業者を相手とする外国通貨ペアの取引で、もう一つは、取引所に上場されている商品としての外国通貨ペアを取引します。

いずれの取引も証拠金取引ですから、契約の満期(限月)があります。
満期になりますと契約を遂行しなければなりませんが、一般的には満期が来る前に最初の契約とは逆の契約(反対売買)をすることで(最初の契約の)解消します。
また、このような取引では、外国通貨のレート(為替レート)の変化によって損益が発生しますので、毎日、ある一定の時間を決めて、その点での為替レートで顧客資産(証拠金)の評価(精算)をします。

これは取引でできたポジションが、利益になっていれば利益分を証拠金に加え、損失になっていれば損失分を証拠金から差し引くことで真の証拠金額を確定していくことです。
店頭取引の場合の限月は次の精算時点であることになっていますが、何もしない場合には自動的に取引が継続(ロールオーバー)されますので、限月がない取引のようにも見えます。
一方、取引所に上場されているFXの取引では、取引所の定める限月がありますので、取引はそれまでに解消することがほとんどです。
最終的に取引を解消するには反対売買で行うことが一般的ですが、特別な場合としては実際に契約通りに売った通貨(を用意してそれ)を渡して買った通貨を受け取る事もできます。
FXについての詳しい説明はこちらhttp://www.abdelhalimhafiz.com/

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