レバレッジ

信頼できるFX業者

FX業者に対する信頼性は、しばらく前までは疑心暗鬼の面があり、実際、突然廃業(夜逃げ)して顧客資産が戻ってこないようなことも起こりました。
このようなことから法規制が厳しくなり業者の自己資産と顧客資産との分別管理が業者に義務付けられました。
このため顧客資産の安全性は担保されるようになりましたが、一方ではレバレッジ倍率も低率(20倍から25倍以下)に規制されました。

このために顧客の方に日本の業者から海外の業者に流れる動きもあらわれました。
預入証拠金などの顧客資産に関しては、法規制で担保されましたが、もうひとつは、取引注文の執行や証拠金の入出金の方法、システムの安全性など業者を全体としてみた時の信頼性もあります。
一般的に信頼できるFX業者を選ぶ時には、どうしてもその親会社がしっかりしているかどうかで判断することが多くなります。

一つの見方として親会社が株式上場しているところは安心できそうです。
例えば、マネックスFX、松井証券、カブドットコム、インヴァスト証券、SBI証券などがあります。
また、業者自身が上場しているところでは、FXプライム、マネーパートナーズなどがあります。

短資系の会社がやっているFX業者もいくつかあります。
上田ハーローFX、セントラル短資FXがそれです。
これは、ゼロ金利が長い間続いていますので短資会社は結構暇なので、それでFXの方に進出してきたという事ですが、元々が金融を専門にしているところですからFXの運営でも何ら問題がないと考えられます。

その他の見方としては、その業者をカバーしていところがどこかということで選ぶこともできます。
カバー業者とは外国為替を専門に取引している銀行やブローカー、先物業者のことで、FX業者はこうしたところに顧客からの注文をまわして処理します。
ただ、カバーしているところがわかったとしても一般にはそのカバー業者の情報が得にくいですから、これを基準とするのは少々難しいかもしれません。

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